
引き寄せの法則を実践しているのに、思ったような願望が叶わない…と感じている方も多いうようです。あなたもそうですか?
でもね、それも込みで、あなたの思った通りの引き寄せは起きています。
どんな時でも引き寄せの法則は、あなたの思った通りのことを寸分違わず引き寄せています。
なぜ、こんなギャップが生じてしまっているのでしょうか?
それでは、引き寄せの法則で願望実現を妨げている原因について詳しく見ていきましょう!

引き寄せの法則とは?その基本を理解しよう!

まずは、引き寄せの法則について、基本をしっかり押さえておきましょう。この基本で誤解が生じてしまうと、本来の引き寄せの素晴らしい働きを上手く使えなくなってしまいますからね。
引き寄せの法則の基本的な考え方
簡単にいうと引き寄せの法則は、あなたが思い通りに生きられるように用意された便利ツールです。
便利ツールを使う方法は、「意識する」だけ。あなたが願望を意識した瞬間から引き寄せの法則は発動します。
願望を叶えるために必要な情報・手助けしてくれる人・チャンス・タイミング…などを的確に引き寄せます。その引き寄せられた情報をもとに行動することで、あなたの望みは実現します。
波動と引き寄せの関係
そして、引き寄せの法則で一番重要だけど、あまり理解されていないのが「波動」です。
波動は、引き寄せの法則が引き寄せてくる情報・手助けしてくれる人・チャンス・タイミングなどの“質”を決めます。
人間も含めた物質は分解していくと 分子 → 原子 → 原子核と電子 …最終的には最小粒の素粒子になります。素粒子は常に振動していて、「波」の性質を持っています。高い波か、低いか、細かい振り幅か、大きいのかなどの波の状態のことを「波動」といいます。
物理学的には人間も物質ですから、波動を持っていることになります。波の状態も多岐に渡り、一直線に向かうほど高い状態で、「無」が最高波動です。
引き寄せの法則は、この「波動の状態」の影響を大きく受けます。
波動が高い時は、健やか、心地良い、爽快、明るい、楽しいなどポジティブな状態、逆の波動が低い時は、不調、居心地が悪い、憂鬱、暗い、つまらないなどネガティブな状態です。
波動はエネルギーを伝達する現象なので、そのエネルギーを周りに発しています。あなたも波動が高ければポジティブなエネルギーを、低ければネガティブなエネルギーを発しているのです。
原則として引き寄せの法則は、同じ波動のものを引き寄せます!
あなたが波動の高いポジティブな時はポジティブなモノを、波動の低くいネガティブな時はネガティブなモノを引き寄せます。

引き寄せの法則がすごすぎる理由
引き寄せの法則は、あなた専用の便利ツールです。あなたの「意識」と「波動」に忠実に働きます。
本当に叶えたいことを意識しポジティブに膨らませながら、日々を機嫌良く過ごしていれば、引き寄せの法則はあなただけのアンテナとなって、願いを叶えるための情報を集めてくれます。
引き寄せの法則を上手く使えれば、どんな願いも叶えられるのです。そんなスゴい便利ツールを私達は手にしています。
「そんな便利なツールがあれば、みんな成功してるはずじゃん!みんな成功するなんて世界あるわけ無いじゃん!」って声が聞こえてきそうですね(笑)。
でも、あるのですよ!この地球は、みんなが幸せになるために作られました。
ただ、「みんな成功するなんて世界あるわけ無いじゃん!」と思っていたら、そうなります。これもあなたの「意識」を忠実に叶えていることになりますね(笑)。
ポジティブな意識と高い波動でパッピーな引き寄せを発動させるのか、ネガティブな意識と低い波動でアンハッピーな引き寄せを発動させるのか。すべては、あなたの「意識」と「波動」次第です。
願望実現を妨げる原因とは?

引き寄せの法則を上手く使えない…、その原因について考えてみましょう。
あなたの「意識」と「波動」をネガティブなものにしてしまう何かが必ずあるはずです。それを見つけ出して、ポジティブな引き寄せにシフトチェンジするキッカケにしましょう!
そもそも本当にあなたの願望?
実は他人に刷り込まれた願望だった…というのも意外と多いです。
職種の選び方を例にしてみましょう。
身近でいうと、親の願望を幼い頃から刷り込まれて、まるで自分の願望のように思い込んでいるパターン。親がピアニストを目指していたけど挫折して、その願いを子どもに託す…とかね。
子どもは「あなたはピアニストになるのよ!」と育てられ、当たり前のように頑張るのですが、ドンドン苦しく感じてきたり、親の喜ぶ姿を見ることが目的になっていたりします。
また、自分には向いてないのに、憧れの人が就いている仕事を真似て目指している場合もありますし、世間的に評価の高い職種をステータス的な感覚で選んでいる場合もあります。
それを見極めるのは実は簡単。その職種に就いた時を想像して、あなたの心が喜ぶか、その先を進展させて想像できるかです。今回は職種を例にしましたが、この見極め方法はどんな願望でも同じです。
長年努力してきたことで叶っていない場合、実はこんな理由の可能性もありますので、少し願望の整理をしてみませんか?
win-winの願望?
願望は自分もwin、相手や社会もwinになることが条件です。誰かを不幸にしたり、自分だけが得をすることは叶いません。叶ったように感じても、その同等のペナルティーが必ず科されます。
例えば、恨みのある相手を蹴落としてやりたい!と願ってしまった場合。波動の低い願いですが、想像してワクワクしてしまうこともあるかもしれません。
でも、引き寄せの法則のルールで、その波動は必ず自分に作用します。自分が蹴落とされるトラブルが起き、恨む相手に作用することはないのです。叶ったように感じた場合でも、それはその相手の波動が引き寄せたことで、あなたの引き寄せ効果ではありません。
引き寄せの法則でワクワクすることは、ポジティブな感情という意味にとられがちな説明があります。
でも、先程の例でも出てきましたが、波動の低い時の「誰かを傷付けるような願い」もワクワクすることがあります。嫌いな相手が傷付くことを想像して、ざまあ見ろ!とあざ笑ったりね…。このワクワクした気持ちをポジティブと捉えてしまうと、かなり危ないです。
そのワクワクが自分と相手の幸せに繋がらないものであれば、良くないワクワクだと気付くべきです。何よりも、全て自分に返ってきて悲惨なことになりますから、あなたのために手放しましょう。
幸せな引き寄せは、自分も幸せになり、周りや相手も幸せになるwin-winであることが重要です。
その願い方は合ってる?
願い方が間違っている人も結構多いです。あなたはどんな願い方をしていますか?
「お金に困りませんように!」
「残業の少ない会社に勤めたい」
「病気にかかりませんように!」
「事故にあいませんように!」
こんな風な願い方はしていませんよね?願い事するときに否定形を使うのは良くないです。
引き寄せの法則は否定形を認識しません。
例えば、「残業の少ない会社」をイメージした時、後に否定形があったとしても、まず“残業”が頭に浮かびますよね?その“残業”のイメージを読み取って引き寄せの法則は発動します。
病気や事故もそうです。願うなら肯定形にしましょう。
「お金持ちになる!」
「定時で帰れる会社に勤める!」
「健康でありますように!」
「安全に現地に着きますように!」
こんな感じで。後は自由で大丈夫です。肯定的なイメージが出来て、しっかりと信じ込めていれば、断定形でなくてもいいですし、あなたの気持ちが楽で前向きでいられる言葉であればOKです。
抵抗があるということは、あなたに合っていないということ。合っていないことを無理してやっても、ピョコのように抵抗を感じては良い引き寄せになりません。
否定形でなければ大丈夫ですので、あなたがシックリくる願い方を自由に探しましょう。
思考と感情の連携がもたらす問題
どうしても移ろいでしまう思考と感情…これが一番多いつまずきとなります。
願いが叶うまでの時間は、その願いの大きさにもよりますが、タイムラグがあります。願いを叶えるにはやはり段取りが必要ですからね。その間に、フと不安になったり、焦りを感じてしまうこともあると思います。
でも、思い出してください。引き寄せの法則はあなたの「意識」と「波動」に忠実です。
不安や心配、焦りを伴う思考はネガティブな感情を引っ張り出し、波動を低くします。
引き寄せの法則は、あなたの波動と同じものを引き寄せるので、不安や心配などを含んだものをオーダーしていることになります。
そして、更に複雑にしているのが、そのネガティブなオーダーになっていることに気が付いていないということです。
人間は1日に数千から数万もの思考をしていると考えられます。あるキッカケ(言葉や音、匂い、感情など)で無意識にネガティブな思考になっていることが実に多いのです。無自覚に波動を下げ、願いにも影響を与えてしまっています。
まずは、不安や心配、焦りを感じていることに気付いてください。

ハッと気付いて、ネガティブな思考を止めましょう。アンハッピーな引き寄せをするところだったと自覚しましょう。
そして、願いを叶えて「幸せ」になりたいんだと思い出してください。
度の過ぎる執着になっていない?
その願いが「度が過ぎる執着」となっている場合も、引き寄せの法則の働きに悪い影響を与えます。
ほどよい執着は努力・集中力・積極性を高めるなど、良いエネルギーとなります。
でも、執着が度を過ぎてしまうと、まだ叶わないと焦ったり、物事を自分中心にコントロールしようとしてイライラしたりなど、波動が低い状態になってしまいます。もちろん波動が低くなれば、引き寄せの質もネガティブなものになります。
このような悪い引き寄せのサイクルに入っている可能性もありますから、願いが度を過ぎた執着になっていないか冷静に整理してみましょう。
行動の重要性と現実化
たまに引き寄せの法則をまるで魔法のように考えている人がいます。魔法のように願っただけで、すぐ手に入る…というような(笑)。
本当に心の底から引き寄せを信じ、行動しなくても願いは叶うと思い込めるのであれば、行動は必要ないでしょう。肉体のないエネルギー体の世界であれば、逆にこちらの方が普通なのです。そうできる人はエネルギー体寄りに覚醒しているのでしょう。
でも、大体の人はそう思えません。というか、そう思えないのは当たり前なのです。行動を体験してみたいから、この物質世界に私達はやってきていますから。
物質世界は、物が循環や行動することで変化が起こります。そう、この地球は、行動することで、変化・成長・進化する世界なのです。基本的に行動なしでは何も生み出せません。
そもそも私達は、行動して体験・実現することから得られる喜びを感じたいプレーヤー。
行動なしで叶う体験は、エネルギー体の世界で体験済みなのですから、行動することをもっと楽しみましょう。
そして、あなたという物質が他の物質と切磋琢磨して、現実が変化成長していく過程をじっくり味わってみてください。
願いが実現しない理由をチェック
願いが実現しない理由は必ず何か原因があります。原因洗い出し用のチェックリストを作ってみました。
- それは本当にあなたの叶えたい願い?
- 本気で叶えたいと思ってる?
- その願いが叶った後の展望は思いつく?
- win-winになる願い?
- 今、楽しい?ワクワクする?
- その願いはみんなが幸せになる?
- 叶わないかも…と疑ってない?
- 不安や心配してない?
- トラブルが多く起きていない?
- 長時間ネガティブな感情でいない?
- 願い方を間違ってない?
- 執着になってない?
- しっかり行動している?
思い当たる所を見直し、波動を整えて、また願いと向き合ってください。きっと、スムーズな引き寄せサイクルに入っていけます。
願望実現を加速する引き寄せの法則の実践方法

願望実現を加速する引き寄せの法則の実践方法について簡単にまとめておきましょう。
たった6ステップなので、意識してみてください。きっと、スムーズな引き寄せの発動を実感できると思います。もっと詳しく知りたい方は、すでに何度かご紹介していますが「引き寄せの法則の本当の意味を解説!」をご覧ください!
願望実現を加速する引き寄せ6ステップ
引き寄せの発動を加速させる6つのステップがあります。この順番を守っていけば最短で引き寄せることができます。

特に「波動を整える」と「願いのイメージをする」と「行動」の順番を間違えないようにしましょう。
まずは、波動を整えることが重要です。波動を高くしてからイメージすることで、引き寄せの発動が質の高いものになります。引き寄せが集めてくる質の高い情報を元にして、ここで初めて行動するのです。
すぐ行動に移したがる人がいますが、この順番をすっ飛ばしてしまうと、タイミングを逸したり無駄な遠回りになるなど、スムーズに願いが叶いづらくなります。
目標設定の重要性
特に大きな願いを持っている方には、目標設定を身近な所から設定することをオススメします。
引き寄せの法則は魔法ではなく、あなたが行動して叶えていくための手助けをするツールです。その大きな願いに達するまでには、あなたが体験・経験して段階を踏んでいく必要があります。
例えば時系列を考えて、1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年単位で目標設定していくのも良い方法です。
目標設定を予め細かくしておくと、小さな達成感を繰り返すことで自信を深めたり、モチベーションの維持にもなります。
難しく考えることはありません。引き寄せの作用を使って洗い出していけばいいのです。本当の願いと波動を整えておけば、引き寄せの作用でスムーズに叶っていく道筋が見えてきます。
ピョコのような人も大丈夫です。期限を切った方がやる気を維持できるという目安でしかありません。同様に引き寄せの法則で質の良い情報を集め続けていけば良いだけです。
波動の整え方
願いを叶える引き寄せの質を高くするには、波動を整える必要があります。要は「いい気分」になることをするのが基本なので、あなたがいい気分になることをしてください。
参考としては、いい気分になる4つのアプローチ方法があります。
①精神面、②身体面、③環境面、④行動面からなり、その方法については「引き寄せの法則は波動を高めることで成功する!」で詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
ネガティブな感情との向き合い方
「喜怒哀楽」全ての感情に意味があり、どれも必要です。「怒や哀」のネガティブな感情が悪いワケでもありません。
ネガティブな感情から解決のキッカケや気付きが生まれることも多々あります。ただ、長時間囚われることが良くないのです。
なので、ネガティブな感情を毛嫌いして、無くそうとはしないでください。そもそも無理ですから、しっかり怒り悲しみましょう。
でも、波動的には低いですから、60秒以内に手放します。60秒以上考え意識し続けていると、引き寄せの法則がその低い波動と同等のモノを引き寄せ始めてしまいます。
ここでちょっとしたコツをお伝えしましょう。そのネガティブな感情になった原因自体をポジティブに考えようとしないでください。
例えば、仕事で同僚がミスをしたとします。尻拭いをさせられ多大なる迷惑を被ったのに、言い訳ばかりして謝りもしない…と怒りを感じているとします。その事について無理に許そうとか、誰だってミスする事はあるし…とか、怒る自分が大人げないんだとか、そんな風に怒りを処理しようとしないでください。
しっかり怒りましょう。怒っていいのです。許す必要もありません。その怒りをポジティブ風に誤魔化したりせず、そのまま怒りとして残していいです。
そして、60秒以上考えると、自分にその低い波動が返ってくることを思い出してください。ミス同僚のために波動を下げるなんてバカバカしいと気付きましょう。実際にバカらしいのです。
次に、深ーく深ーく、深呼吸します。深呼吸すると気持ちが静まってきますから。それから他の仕事に集中します。集中するとね、余計な思考が止まるのです。怒りも不思議と薄れてきます。
ネガティブな時に何かする気力なんてないって思うかもしれないけど、何かに集中することこそがネガティブから抜け出すコツです。
まとめ
原因にはいくつかのパターンがあります。もし、あなたの願望がなかなか叶わないでいる状態でしたら、少し立ち止まってその原因を探ってみましょう。
ぜひ、原因洗い出し用のチェックリストを活用してみてください。きっと何らかの気付きがあるはずです。その原因を取り除き、願いを新たにリスタートしましょう!
これからも引き寄せの法則についてわかりやすく解説していこうと思っていますので、引き寄せの法則が好きな方、ぜひこのサイトでお付き合いください(笑)。