
引き寄せの法則と言えば、「いい気分」とか「ポジティブ」、「ワクワク」というワードと一緒に語られることが多いと思います。これは本当に重要なことで、幸せな引き寄せの法則を発動させる鍵です!
ネガティブな性格だから、引き寄せの法則は上手くいかないと感じている方もいるかもしれません。「ポジティブ」と「ワクワク」のワードパンチ力はスゴくて、ハードルが高く感じてしまいますね。
ポジティブでなくても、ワクワクしなくても、4つのアプローチ方法で「いい気分」になれます。まずはいい気分を目指しましょう!
それでは、毎日をいい気分で過ごす大切さとコツについてお話していきます。
引き寄せの法則とは?いい気分でいることの重要性

まずは引き寄せの法則についてと、いい気分の重要性について簡単にまとめていきます。
引き寄せの法則とは?
簡単にいうと引き寄せの法則は、あなたが一定期間「意識」したことを、引き寄せてくる作用のことをいいます。
意識するとは、あなたが思ったり、考えたり思考した瞬間からのことを言います。
例えば、あなたが何か願いを意識して一定期間考え続けると、それを現実化するために必要な情報・手助けしてくれる人・チャンス・タイミング…などを的確に見つけ出し、引き寄せます。その引き寄せられた情報を活かし行動すれば、あなたの願いはスムーズに実現します。これが引き寄せの法則のメカニズムです。
引き寄せの法則の基本的な説明は以上となります(笑)。
いい気分でいることの意味
引き寄せの法則が引き寄せてくる情報・手助けしてくれる人・チャンス・タイミングの質を決めるのは「波動」です。
波動は最新科学の量子力学で解明されつつありますから、巷でいわれているような怪しいものではありません(笑)。
人間も含めた物質は、分解していくと 分子 → 原子 → 原子核と電子 …最終的には素粒子と呼ばれる最小の粒になります。素粒子自体は常に振動していて「波」の性質を持っています。高い波か、低いか、細かい振り幅か、大きいのかなどの波の状態のことを「波動」といいます。

上の図のように、波の状態も様々。一直線に向かうほど高い状態で、「無」が最高波動です。
そして、ここからが引き寄せ的に重要な部分になります。
波動が高いということは、健やか、心地良い、爽快、明るい、楽しいなどポジティブな状態にあります。
逆に波動が低い時は、不調、居心地が悪い、憂鬱、暗い、つまらないなどネガティブな状態です。
波動はエネルギーを周りに伝達する現象なので、あなたも波動が高ければポジティブなエネルギーを、低ければネガティブなエネルギーを発していることになります。
そして、引き寄せの法則は、あなたと同じ波動のものを引き寄せるという性質があるのです。

あなたの波動が高くいい気分であれば、幸せな引き寄せを起こせます。不安や心配、疑いなどの低い波動であれば、残念な引き寄せが起こるのです。
あなたの意思・思考が波動の状態を決めます。意思・思考が感情をネガティブにしてしまうと、波動は下がります。
引き寄せの法則は、あなたの波動を忠実に反映させようとしますから、不安になれば不安になることを引き寄せます。疑えば疑ってしまうことが起こります。

とは言え、人の感情は移ろいやすいものなので、常にポジティブ100%でいることなんてありえませんけれどね(笑)。
ただ願いをスムーズに叶えたいのであれば、できるだけ感情をポジティブにして波動を上げておく必要があるのです。
ポジティブな感情は簡単に言えば、毎日いい気分で過ごすこと。できるだけ自分の機嫌をとってあげて、いい気分を保ちましょう。
いい気分でいるコツは?

いい気分でいることの必要性を、十分理解していただけたと思います。だけど、常にポジティブな感情でいるのは難しい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
では次に、いい気分でいられるコツについてご紹介しましょう。
4つのアプローチ方法があります。①精神面、②身体面、③環境面、④行動面の4つです。

では、詳しくみていきましょう。
精神面からのアプローチ
精神面は心・感情・思考を整えることで、いい気分になります。具体的には次の事を心掛けてみてください。
- 自分ファーストにして、我慢しない
- 思いっきり笑う
- 好きなことに集中する
- 嫌なことはすぐ忘れる
- 肯定的な言葉使いで思考したり話す
- 色んなことに感謝してみる
- 周りの人の言動に囚われない
- ストレスを溜めない
- 瞑想やマインドフルネスをやってみる
身体面からのアプローチ
身体面は身体を整えることで、いい気分になります。そもそも体調が悪いと気分は悪くなりますからね。具体的には次の事を心掛けてみてください。
- 深呼吸する
- 湯船につかって体を温める
- ハキハキ大きな声を出すようにする
- バランスの良い食事を摂る
- 睡眠をしっかりとる
- 適度な運動をする
- マッサージやエステに行く
- 胸を張り、姿勢を良くする
- 海や山など自然の中で過ごす
環境面からのアプローチ
環境面は毎日過ごす環境を整えることで、いい気分になります。
- 身の回りは常に清潔にする
- 観葉植物を置く
- 美しい音楽を聴く
- 部屋を好きな香りにする
- 部屋に自分の好きなモノを置く
- ちょっと高い時計やアクセサリー、洋服、バッグなどを身につける
- パワースポットを訪れる
行動面からのアプローチ
行動面は実際に行動することで、いい気分になります。
- しっかり意思表示する
- 新しいことにチャレンジする
- 周りの人を大切にする
- ボランティア活動に参加する
毎日のルーティーンを見直そう
4つのアプローチを生活に取り入れ、毎日のルーティーンを見直していきませんか?
例えば、朝起きたらカーテンを開けて、光をたっぷり浴びながら深呼吸する。観葉植物に水をあげたり、簡単に掃除をする。時間があればヨガや瞑想をして身体と心をリラックスさせる。嫌なニュースの流れるTVは消して、好きな音楽を聴きながら食事をしたり、着替えをする。好きなメイクをして、洋服やアクセサリーを身につけて気分を上げる。
日中は仕事に集中し、周りの人の言動に囚われないようにする。失敗すれば反省はするけど引きずらない。姿勢を良くして、ハキハキ大きな声で対応するようにする。パソコン仕事の人は1時間に1回は背伸びしながら深呼吸して身体をリラックスさせる。
夜は、夕食をバランス良く摂り、面白いバラエティー番組やYouTubeを観てたっぷり笑う。ゆっくり湯船につかったり、ストレッチもして身体をリフレッシュさせる。お肌と髪のお手入れをしっかりして、少なくとも6時間は睡眠を取るようにする。
…というように、簡単に生活へ取り入れられます。毎日のルーティンにして続けていけば、いい気分になれる時間を確保できるようになります。
いい気分になれない時は?

真面目な人ほど頑張り過ぎて完璧を求めてしまうのです。真面目は素敵な個性ですけど、本当に本末転倒です!
そんな真面目なあなたのために、いい気分になれない時の考え方についてまとめておきます。
ネガティブな出来事の意味
嫌な事が起こると、ネガティブな感情になってしまいますね。感情的には仕方がないです。
とは言え、そのままにしておくと、もっと嫌な事を引き寄せてしまいます。
まずは、全てあなたの波動が引き寄せたことだと理解しましょう。今起きている嫌な事は、周りの人のせいでも、ましてや世間や政治のせいでもありません。
ただ、あなたの人生をコントロールできるのは、あなただけだと知って欲しいのです。あなたが考えていることの「波動の質」次第で、嫌な出来事・楽しい出来事のどちらでも引き寄せられるのです。
誰もあなたの人生を邪魔出来ません。
誰かに邪魔された経験がある人も、あなたが邪魔されると心配したり、不安になったりしたから、邪魔されたと感じることを引き寄せたのです。あなたの意思通りの結果だと気づいてください。
引き寄せの法則は、あなたの意思をそのまま反映させて働いているだけです。
ネガティブな感情を否定しない
ネガティブな感情になることが起きるメカニズムは、以上のような感じですが、ネガティブな感情が悪いワケではないことも理解しておきましょう。
私達の生活が便利になっていくのは、こういったネガティブな問題を解決してきた結果だからです。
ただ、ネガティブな感情に囚われてばかりではいけません。進化するためのキッカケにして、解決するため前向きに動き出せばいいのです。
いきなりポジティブな感情になろうとしない
ネガティブな感情は否定しないで欲しいですが、囚われてはいけません。問題点や原因を探って反省した後は、素早く手放すことが重要になります。
かと言って、ネガティブ感情から180度真逆のポジティブ感情になろうとしないでください。それは無理な話ですから。
感情をプラスマイナス0にもっていくようなイメージを持ってください。
例えば、今あなたが不安で一杯だったとします。
不安100%
どうしよう、どうしよう!仕事で失敗しちゃった!大変なことになる!(大々パニック)
不安90%
ああ!怒られる!どうしよう!ど、どうすればいい?(大パニック)
不安80%
と、取りあえず上司に報告しないと!ああ!怒られる!どうしよう!(中パニック)
不安70%
ああ!怒られる!怖いよ〜、でも、この状況をちゃんと説明しないと!(小パニック)
不安60%
早く対応すれば、少しは挽回できるかも!急いで上司に連絡しよう!
不安50%
…(深呼吸)…、上司の電話番号は…
…というように、不安100%から90%に、90%から80%にと徐々にクールダウンさせていきましょう。
いきなりポジティブを目指すのではなく、プラスマイナス0を目指すのです。慣れないうちは不安0%にならなくても全然大丈夫です。不安度数を下げていけば、引き寄せることは確実に変わってきます。
60秒ルール
不安だけでなく、様々なネガティブ感情の時にこのクールダウン方法を応用してください。
出来れば60秒を目安にすると、引き寄せの法則に悪い影響を与えないで済みます。短く感じるかもしれませんが、思考はめまぐるしく働いているので、60秒でも十分です。

こうやって自分の機嫌をとってあげて、引き寄せの法則をネガティブに発動させないようにしていきましょう。いい気分になる4つのアプローチ方法も上手く活用してくださいね!
まとめ
引き寄せの法則を実践する中で、難しさを感じる箇所でもあります。でも、この記事をしっかり読み込んでいただければ、簡単にクリアしていけますから大丈夫ですよ!
ネガティブな感情を否定するのを止め、いい気分になるコツを毎日のルーティンに入れ込んで、ポジティブな感情でいる時間を無理なく増やしていきましょう。
これからも引き寄せの法則についてわかりやすく解説していこうと思っていますので、引き寄せの法則が好きな方、ぜひこのサイトでお付き合いくださいね(笑)。